春から新出発!
2008-04-02
いよいよ新年度が出発した。
サンライズジャパンでは、下半期の突入でもある。
この4月を機会に新しい職員も増えることになっているが、その中でもS君は、2年4か月前にパート職員として入社し、このたび晴れて正社員になることができました。
当時のS君は、新しいことを覚えるのが苦手で、周りのスタッフのフォローが入らなければ、業務をこなす事もままならない程の状況でした。その後、試用期間の2か月が経つときに面接を行い、「もう2ヶ月間試用期間を延長し、再度、彼の勤務状況を見て判断しよう」ということになりました。彼はそのキャラクターから、利用者様からのウケ(?)は良く、当時の責任者もそのキャラクターを上手に扱っていました。しかしながら、「仕事」として彼をどうしたら成長させられるのか?を悩んでいました。正直、当時の当社には、彼を教育する力もなければ余裕もありませんでした。
その試用期間で決まったこことは週3回のパート待遇で働いてもらい、その外の時間を外食系のサービス業でアルバイトをして「仕事」の基本を覚えていこうということになりました。
彼とっては、とても屈辱的だったかもしれませんでしたが、彼はそのことを受入れました。彼の良いところは「素直」というところでもありました。
覚えが悪ければ「メモ」を取ることや、「報告・連絡・相談」の徹底など、ひとつひとつ素直に受け入れてくれました。
そして、ハンバーガー店や外食チェーン店の面接を何社か受け、大手外食レストランのアルバイト採用が決まりました。その間、面接前や採否の結果も報告もしてくれ、勤務の状況も報告してくれていました。
そのような中で、当社の業務とレストランの勤務を体力的にも大変だったと思いますが一生懸命にこなしてきました。その結果、段々と業務を覚えて、周りからの評価も徐々に高まってきました。
その後、当社で欠員が出た時に周りの従業員から「S君はもう一人前に仕事ができるようになりましたので、新しい人を雇用するよりもS君を常勤にしていただきたい。」との申し出を受けたこともあり、常勤として勤務することとなりました。そして晴れてこのたび、正社員として働くことができたのです。彼は見事に周囲の信頼を勝ち取り、自分自身の努力で道を切り開いたと思います。
彼が勝ち得た最大の武器は何か?「素直さ」に他ならないと思います。
「素直である」ということとはどのようなことなのか?
私は昔から「大事なこと」だと教えられてきた。
なぜ大事なのか?また、どんな人を素直というのだろう?
自分の意見もしっかり持っているが、人の意見を受け入れ、つまり間違いは間違いと認め、自分なりに考えて実践し、自分自身の血肉としてしまう人のことだろうと私は考える。
言うまでもなく、「ただなんでも言うことを聞くだけの人」いわゆる「YESマン」のことではない。もちろん初めはどんな場面でも、まず先輩や上司の言うことを無条件で受け入れる姿勢も大切だと思います。しかし、そこで、思考停止になってはいけないし、そのことが癖になってもいけない。
様々な意見を受け入れると、時には真反対の考え方が出てくることもあるだろう。
そんな時こそ「自分が成長するチャンス」と思い、それを受け止めて乗り越えようとすることが「素直である」ことではないか!と考える。
この春からは「素直さ」を武器に自分自身の壁を乗り越えて参りたい。
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