身近な古代:犢橋貝塚
仕事で各地を訪問していますと身近なところに意外な古代の史跡が存在しているの見かけます。 さつきが丘団地のほぼ中央に犢橋貝塚公園があります。犢橋貝塚は花見川上流域の標高26mの台地上にあり縄文時代後期(3500~2500年前)を中心とする大型貝塚を伴う集落跡です。貝層は東西200m、南北150mの範囲に馬蹄形にひろがっています。 この貝塚の存在が知られるようになったのは明治時代からで、土器片等の遺物採集や小発掘が行われてきましたが、昭和20年以降の学術的な測量や数度にわたる部分的な発掘調査によって、次第に貝塚の内容が明らかにされてきました。
昭和43年のさつきが丘団地の建設にあたって、周辺の地形は失われていますが、貴重な文化遺産として貝塚部分を保存し、現在、史跡公園として活用されています。
貝塚を構成している貝殻は、ハマグリ・アサリ・キサゴ・カガミガイなどの内湾砂泥域に生息する主鹹貝類で、他にイノシシ・シカ・タヌキなどの獣の骨が多くの土器や石器などの生活道具とともに発見されています。
三千年ぐらい前の人たちが生活の為に毎日、稲毛海岸であろうところまで魚介類を採りに行っていたと思えば古代のロマンに少しでも触れることができるように思います。
私は30年前にさつきが丘団地のすぐ近くの西小中台団地に10年ほど住んでおりました、その時に娘たちを連れて時々犢橋公園に遊びに行きました。公園内に落ちている貝殻を手にとって、古代のロマンを感じたものです。
お近くの方は、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
(公園の説明板より一部抜粋)