こんにちは京葉治療院です。最近、なるほどと感心したことに「ミキサー食」があります。疾病や加齢によって咀嚼力の低下、嚥下困難な人に供する食事のことで、普通食や軟食に作った食事を咀嚼能力に合わせてミキサーにかけた食事で、見た目食欲をそそるものではありませんし、「おいしい」とあまり聞いたことがありませんでしたが、長野のある施設では、「おいしい高齢者の食事」に変えたようです。
この施設では1日3000食を供していて、ミキサー食を飲み込みやすいように11種類もの軟らかさのメニューを作っていたそうですが食べ残しも多く問題になっていました。そこで、フランス料理で修行したシェフ3人が、野菜のあくや魚の臭みを除いてから、肉・魚・野菜をすり潰し豚の背脂で包んで蒸したりして固めるフランス料理のテリーヌをミキサー食の変わりに出すようにしたようです。ミキサー食しか食べられない人でも飲み込める硬さのテリーヌを考案した結果、残す食事の量が4割も減ったそうです。調理人のひと手間が自発的に食べる人を増やし、食事の介助も減ったと医師も舌を巻く成果を出したとの事でした。「ひと手間を惜しまず」と教えられました。
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投稿者: nick_liacze | 2008年12月31日 19:54