はしか流行を排除!
2007-08-21
こんにちは!京葉治療院の大貫です。
今春、若者を中心に、はしかが流行した事を受け厚生労働省は、来年度から5年間の時限措置として、13歳と18歳を対象に2回目の予防接種を実施する方針を明らかにしました。
はしかの正式名は麻疹(ましん)。原因となる麻疹ウイルスは感染力が強く、くしゃみやせきで広がり、免疫のない人が感染するとほぼ百パーセント発症します。一度感染し発症すると、免疫が一生持続します。感染し10日前後の潜伏期間の後、発熱やせきなどの風邪のような症状を経て全身に発疹が出ます。合併症がなければ1週間から10日で回復します。特効薬はなく、予防接種が有効とされています。
日本では昨年3月まで、生後12ヵ月から7歳半までにワクチンを1回接種すること勧められていました。
しかし、先進国の多くでは2回接種が行われていることから、昨年4月から、生後12ヵ月から24ヵ月と、小学校直前の2回接種が導入されました。
しかし、現在の小学校2年生以上では接種機会が1回だったことから、来年度から5年間にわたり追加
接種を進めることで、全体をカバーすることになりました。
今年のような流行が起こったのは、今回、感染が広がった10代~20代は、副作用が社会問題化し1994年に予防予防接種が義務制から任意制になった世代の先駆けにあたり、はしかにかかったことがなく、かつ予防接種を受けていない人がおり、1回接種したものの免疫がつかない少数の人もいて、そうした人々の間で流行がおきたと考えられます。
かつては小児のうちに、はしかに感染し、自然に免疫を獲得したものですが、ワクチンの接種率の上昇
に伴ってはしかの流行が減り、病原体にさらされる機会が少なくなったことから、1回接種しただけでは免疫が強化されず、時間の経過とともに免疫が弱まっていったことも原因の1つです。
そこで、2回目の接種を勧め、患者が出ても流行に至らない状態とされる95%以上の免疫保有率をめざすことになりました。
世界保健機関(WHO)は、日本を含む西太平洋地域では2012年までにはしかを排除する目標を掲げ、各国に取り組みを求めています。
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大貫先生、お世話になっております。
はしか(麻疹)って特効薬がないのですか!?
予防接種で対処するしかないのですね。
う~ん。
伝染病としてはとてもポピュラーな病気なので意外です。
それにしても、予防接種と伝染病の駆け引き。
ワクチン接種率が上昇すると病気にかかることが無くなる。
病原体にさらされる機会が少なくなると、免疫力が弱くなって、その病気にかかりやすくなる・・・とは。
でも、特効薬が無い限りは、きちんと予防接種をしておいたほうがよさそうに思えます。
投稿者: すづ | 2007年08月21日 23:31